在宅介護と施設介護の費用比較
「自宅で介護を続けるか、施設に入居するか」は多くの家庭が直面する判断です。 費用・生活の質・介護負担の3軸で比較します。
月額費用の比較(要介護3・1割負担の場合の目安)
| 選択肢 | 介護保険自己負担 | 住居費・食費等 | 月額合計目安 |
|---|---|---|---|
| 在宅介護 (訪問介護×20回+デイサービス×12回) | ¥21,312 | 家賃・光熱費(既存) | ¥21,000〜¥30,000 (家賃別) |
| 特養(多床室) (第3段階②:月収32万円以下等) | ¥20,370 | 居住費¥25,650+食費¥43,350 | 約¥90,000〜¥100,000 (補足給付なし) |
| 特養(多床室) (低所得・補足給付あり) | ¥20,370 | 居住費¥0〜¥8,000+食費¥300/日 | 約¥29,000〜¥40,000 |
| 有料老人ホーム(介護付) (一般的な水準) | ¥19,000〜¥25,000 | 月額利用料¥150,000〜¥350,000 | ¥170,000〜¥380,000 |
※ 2024年度(令和6年度)の目安。補足給付・高額介護サービス費の適用で実費は変わります。 地域・施設・個人の所得状況により大きく異なります。
在宅介護のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
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施設入居のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
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施設の種類と特徴
| 施設名 | 対象 | 月額目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 特養(特別養護老人ホーム) | 要介護3以上(原則) | ¥5〜15万円 (補足給付で変動) | 公的施設。低所得者向け補足給付あり。待機が長い。 |
| 老健(介護老人保健施設) | 要介護1以上 | ¥8〜15万円 | リハビリを目的とした施設。原則3〜6ヶ月の短期利用。 |
| 介護付き有料老人ホーム | 自立〜要介護5 | ¥15〜35万円 | 民間施設。サービスが充実。入居一時金が必要な場合も。 |
| グループホーム | 認知症の方(要支援2以上) | ¥15〜25万円 | 少人数(5〜9人)で共同生活。認知症ケアに特化。 |
どちらを選ぶべきか:判断のポイント
在宅介護を続けるか施設に入るかは、以下の観点から検討します。
- 介護の必要度:要介護3以上・夜間の見守りが必要な場合は施設が安心
- 家族の介護力:働きながら介護を担う家族への負担を客観的に評価する
- 財務状況:在宅は月額コストが低いが、住宅改修・福祉用具費用もかかる
- 本人の意向:「家にいたい」という意思を最大限尊重する
- 医療ニーズ:定期的な医療処置が必要な場合は医療体制が充実した施設を
ケアマネジャー(介護支援専門員)は、こうした判断をサポートする専門職です。 要介護認定後は早めにケアマネジャーに相談することをお勧めします。 ケアマネジャーへの相談は、自己負担なし(介護保険が全額負担)です。
在宅サービスの月額費用を試算する → 介護費用シミュレーターで計算する
※ 本記事の費用は目安です。補足給付(特定入所者介護サービス費)の適用、 高額介護サービス費の支給により実際の自己負担は変わります。 詳細はお住まいの市区町村または地域包括支援センターにご相談ください。